XPERIAを修理交換して新品になった際や、アクシデントでデータがなくなってしまったようなときは、バックアップから復元することで、バックアップ時点でのデータを取り戻すことができます。
今回は、実際にバックアップからデータを復元する方法を紹介していきます。
バックアップがあることが大前提
まず、バックアップからデータを復元するためには、当然のことながら元となるバックアップデータがなければ始まりません。
XPERIAのバックアップを取るには、標準機能として備わっているGoogleアカウントを利用する方法と、バックアップアプリを利用する方法という、大きく分けて2つがありますので、ここではそれぞれの復元方法を解説していきます。
※XPERIAのバックアップを取る方法については、「XPERIAをバックアップしておきたい!そんな時の設定方法は?」をご確認ください。
「JSバックアップ」からの復元方法
バックアップに専用アプリを使っている場合は、そのアプリによって復元方法が異なります。ここでは、バックアップ方法の記事でも紹介したアプリ「JSバックアップ」での復元方法を書いていきます。
まず、端末からJSバックアップを開き、「復元」をタップします。すると「バックアップ先」と出てきますので、バックアップデータの保存先を指定します(JSバックアップは、SDカードのほかに、DropboxやGoogle Driveにもデータを保存することができます)。
保存先を指定したら、次は復元ファイルを指定して、スタートを押します。これで復元作業が開始されますので、あとは終わるのを待つだけ。データ容量が多いほど時間がかかりますので、時間には余裕をもっておきましょう。
また、DropboxやGoogle Driveといったオンラインストレージにデータを保管している場合、復元するのにかなりデータ量を使用することになりますので、自宅などでWi-Fiをつないだ状態で行うのがおすすめです。
まずはバックアップの確認を
どちらの方法で復元するにしろ、大事なのは「バックアップを取っておくこと」です。急なアクシデントで慌てないためにも、最低限、自動バックアップが取れているかどうかを確認し、無効になっている場合は設定を有効にしておきましょう。
自動バックアップを確認するにはAndroid6.0の場合、「設定」→「バックアップとリセット」の「データのバックアップ」をチェックしてください。これがONになっていれば、連絡先や使用していたアプリの情報はバックアップされていることになります。
ただし、25MB以上のアプリや写真・動画情報などは自動バックアップされないため、これらが必要な方は前述のアプリなどでバックアップするようにしてください。