XPERIAをバックアップしておきたい! そんな時の設定方法は?

今やスマートフォンに入っている情報は取引先や友人の電話番号だけはありません。今後の予定表や重要なメール、銀行や証券会社の口座情報などが含まれていることもあり、破損したり紛失したりして、こうした情報がなくなってしまうことは大きな損失となります。

万が一のアクシデントに備えるためには、スマートフォンに入っているデータをバックアップしておくのが最善策。そこで、今回はXPERIAのデータをバックアップする方法について紹介していきます。

簡易的なバックアップにはGoogleアカウントを

XPERIAに搭載されているAndroid OSを利用するためには、Googleアカウントの登録が大原則です。

もちろん、登録しなくても基本機能だけであれば利用できるのですが、アプリをダウンロードするなど、XPERIAをスマートフォンらしく便利に使うために、ほとんどの人がGoogleアカウントを登録していることでしょう。

そして、これを登録しておけば、簡単なバックアップはすぐに取ることができます。
というよりも、Android6.0以降であれば、自動でバックアップが作成されているはずです。

それを確認するためには、「設定」→「バックアップとリセット」の「データのバックアップ」がONになっているかどうかチェックしましょう。ONであれば、一定の条件でデータが「Google Drive」にバックアップされています。

Google Driveとは、Googleのオンラインストレージのことで、PCなどからログインしてチェックすることができます。

一定の条件のデータ、と書いたのは、バックアップ容量が1アプリあたり25MB以下と制限されているため。XPERIA内部のデータがすべてバックアップされているわけはないので、注意が必要です。

しっかりバックアップしたい場合は専用アプリを

XPERIA内のデータをすべてしっかりとバックアップしたいという方には、標準装備されているアプリではありませんが、専用のバックアップアプリをダウンロードして利用することをおすすめします。

バックアップアプリにはいくつか種類がありますが、メジャーなのが「JSバックアップ」です。こちらはGoogle Playストアで無料ダウンロードすることができ、標準アプリデータ、アプリ、画像、音楽、動画、文書ファイルのバックアップ、リカバリーが可能です。

利用方法はダウンロードしてアプリを開き、バックアップボタンを押すだけと簡単。途中、バックアップ先やバックアップするデータを選択する画面がありますが、1分もかからずに設定は終了します。

前述した方法と違い、保存するデータ容量が大きいので、それなりに時間がかかるという点だけは覚えておきましょう。就寝前などにスタートすれば、ストレスなくバックアップを終えられます。

まとめ

XPERIAのデータをバックアップする方法は2つ。標準装備のGoogleアカウントと紐づいたバックアップを利用するか、専用アプリをダウンロードして使うかのいずれかです。

簡易的なバックアップにはGoogleを、しっかりとすべてのデータを保存したい場合はJSバックアップなど専用アプリを使いましょう。