Xperiaの防水性能は大丈夫?水没してしまった時の応急処置法3ステップ

Xperiaの多くは防水機能が搭載されています。
料理をしながらレシピを閲覧したり、お風呂で動画や音楽を視聴したりと、防水性が高いスマホだと私たちの楽しみはぐんと広がりますよね。

ただし、この防水機能は「どんなときでも水を完全にシャットアウト」できるわけではありません。機種によって性能の差があることはもちろん、何らかの水溶液(例えばコーヒーなどの飲料やシャンプーを流したシャワーの水、海水など)や一定以上の温水は携帯にかけてはいけないとSonyの公式サイトに注意書きがあるように防水効果は完全ではありません。
Xperia修理王に持ち込まれるXperiaには水没・浸水での故障もしばしば。。

そこで今回はXperiaの購入を考えている方に向けて、機種ごとの防水性能について紹介していくとともに、万が一水没してしまった時の応急処置についてもお伝えします。

 

1.防水・防塵性能は「IPコード」でチェック

Xperiaのスペックを見てみると、防水性能の欄には「IP◯◯」と表記されています。
これは防水・防塵性能の等級を表す「IPコード」で、スマートフォンなどの防水機能をチェックする際の目安となります。

IPの後ろに続く2桁の数字のうち、1ケタ目の数字は防塵機能、2ケタ目の数字は防水機能の等級を表しており、数字が大きいほど性能が高くなっています。
「IP68」ならば、防塵=「粉塵などの固形物が本体に侵入するのを防ぐ」等級が6、防水=「水分が本体に侵入するのを防ぐ」等級が8、ということです。

また、どちらかの等級を省略する場合は「X」という文字が使われ、「IP6X」や、「IPX8」などと表記されます。

防水等級は以下のように8段階に区別されています。
0級…特に保護されていない
1級…鉛直に落下する水に対する保護(雨など重力の向きに落下する水滴なら防ぐことができる)
2級…15℃傾斜した時に落下する水に対する保護(本体が15°傾いたときでも重力の向きに落下する水滴を防げる)
3級…噴霧水に対する保護(鉛直から60°以内の霧状の水ならば防げる)
4級…飛沫に対する保護(全方向から水の飛沫が飛んでも防げる)
5級…噴流水に対する保護(いかなる方向からの水の直接噴流でも防げる)
6級…波浪に対する保護(いかなる方向からの水の強い直接噴流でも防げる)
7級…水中への浸漬に対する保護(一定の水圧で一定時間[30分]水中に浸かっても防げる)
8級…水没に対する保護(連続的に水中に置いても防ぐことができる)

 

2.防水面で見るXperiaの機種ごとの性能は?

それではいま携帯会社や中古店などで主に販売されているXperiaシリーズの防水性能を紹介していきます。

① Xperia ZシリーズとXperia X Performance

2013年より発売が開始されたZシリーズは初めて防水防塵性能が備わったXperiaスマートフォンです。
Z1、Z3、Z4、Z5とシリーズを展開していく中で、防塵機能には差があるものの、防水機能については一律で「IPX5/IPX8」というスペック。2016年に登場した、バッテリーの長寿命化とカメラにオートフォーカス機能が追加されたX Performanceも同様です。

ここで2つの等級が併記されている理由は、IPX5とIPX8の両方のテストに合格しているためです。上述した等級を鑑みるなら、Xperia ZシリーズやX Performanceは水中に置いていてもOKで、水の直接噴流を受けても耐えられる、ということです。
ZシリーズとX Performanceの中での顕著な違いはZ1からZ3まではUSB端子を防水するためのキャップがあることです。Z4以降はキャップレス防水となるため、少しだけ面倒なUSBのキャップの開け締めから解放されます。

② Xperia XZシリーズ

2017年に登場した4Kディスプレイ搭載のXZ Premiumといたわり充電機能やスマートクリーナーが備わり長時間の使用がより快適になったXZs、そして現在までXZ1、XZ2、XZ3と展開が続いているXZシリーズについてもスペックは①と同じく「IPX5/IPX8」です。ここでの防水面に関する顕著な違いはXZ2以降、高音質のハイレゾ音源再生に対応してヘッドフォン端子がなくなり、音楽を聴く場合はキャップレス防水のUSBポートに別売りのケーブルを使ってヘッドフォンを接続するか、ワイヤレス接続する方法に切り替わったことです。

③ これから発売予定のXperia

2019年4月現在、ソニーから発表された新たなXperiaシリーズとしては、Xperia 1、これまで日本では発売されてこなかったミッドレンジモデル(性能が「中」程度で価格帯が若干抑えることができるモデル)のXperia 10/10 Plus、そしてエントリーモデル(初心者向け製品)のXperia L3の4種類が挙げられますが、現在国内発売が決定しているのは2019年初夏発売予定の最新機種、Xperia 1のみ。

発売前(※2019年4月現在)に公開されているスペックは、世界初の4K有機ELディスプレイやトリプルカメラなど新たな優れた機能が搭載されているようですが、防水面は変わらず「IPX5/IPX8」のようです。
XZシリーズよりも耐性の強いGorilla Glass 6が採用されている点ではXZシリーズより水没の心配が若干ない、といったところでしょうか。
この情報はあくまで海外で販売された1のスペックのため、日本向けでは変更になる可能性もなきにしもあらずですが、防水面に関しては変更はないと想定されます。

 

2.水没してしまったかも…!そんな時すぐにやるべき応急処置法3ステップ

先述しましたが、Xperiaの防水機能は「完全」ではありません。説明書やSonyの公式サイトによると温度は5℃~45℃の真水に対しての防水であり、さらにお風呂での使用を想定しているんでしょう、湿度45%~99%で使用時間は2時間以内と限定されていました。ということは、「防水機能搭載のXperiaでも水没することはある」ということ。いくら防水機能があるとはいえ、大事なのは極力水に入れないことです。
特に夏場、海に携帯を持っていこうと考えている方は要注意。塩水による水没は特に治りづらい水没事例の一つです。
こうした水没の原因を未然に防ぐため、100均ショップやホームセンターなどに売っている「防水ケース」を活用しましょう。

それでももし「水没してしまった!」、そんなときは以下の3ステップを必ず行うようにしてください。

(1)電源をすぐに切る

本体の中に水滴が入ってしまっていると、中の基盤に触れショートする恐れがあります。そうなると自分での修理は無理になってしまうどころか、データなどが消えてしまったり、修理専門店でも治すことができなくなる可能性があります。
乾燥するまでは電源を入れ直してはいけません。充電なども絶対にNGです。

(2)外側の水分を拭き取る

電源を落としたら速やかにタオルなどで外側の水分を拭き取ってください。ヘッドフォン端子やUSBポートなどの細かい部分には綿棒やティッシュペーパーでこよりを作って水分を吸い取りましょう。
拭き取った後にティッシュなどで包むと本体部分の隙間に残った水分を吸うことができる場合があります。

内部に入った水分が広がってしまう恐れがあるため、拭き取る時に注意することは本体を傾けたり振ったりしないこと。

(3)乾燥させる

あらかたの水分を拭き取りおえたら、乾燥させる作業に移ります。
しかし、早く乾かそうとしてドライヤーを使うことは避けてください。ネットなどでおすすめしている時があるのですが、スマートフォンは熱に弱いこと、冷風だとしても風を当てることによって水分が本体内部に入ってしまう恐れがあるためとても危険です。
時間はかかりますが、乾燥剤と一緒にティッシュに包んだ本体をジップロックなどの袋に入れ、空気をできるだけ出して密封した状態を保ちましょう。

乾燥剤がない場合は生米で代用することも可能です。袋の中に本体を隠すくらいの量の生米を入れて密封し放置します。短くとも1日以上は乾燥が必要です。

 

それでもダメなら…

それでもダメ、もしくは早く直す必要がある場合は修理に持ち込むしか方法はありません。
ただキャリアショップで修理する時は注意が必要です。基本はメーカーへ送って修理ということになるのですが、その際データは消去され初期化された状態で手元に戻ってくることがほとんどだということ、また「水没」はユーザーの過失と見なされ、保証期間内や保険に入っていた場合でも対象外になってしまい却って費用がかさむ場合
があることがあるからです。

Xperia修理王は、Xperiaシリーズに特化した年間1万2000件以上に対応している修理専門店です。基盤がショートしている場合、基盤そのものを修理することも可能ですので、内部のデータの回収を行ったうえで復旧できる場合がほとんどです。
ただし、修理のため分解作業に入ってしまうと防水機能はなくなってしまいます。中にはいっているデータが不要で、防水機能はマストだ、という方には修理ではなく買い替えをおすすめしております。

写真や連絡帳、アプリケーションやゲーム等データを確実に手元に残したうえで修理したいとお考えの方は、ぜひ一度Xperia修理王にご相談ください。

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